So-net無料ブログ作成
検索選択

EOS 5Dの余韻

二人で歩んでゆく

6年前、ニコンからキヤノンに乗り換えた。その時、初めて手にしたのがEOS 5D。「あとから悔やまないように、良いものを手に入れよう」という思いがあった。

その思いのためか、その後5年間は手放せないままだった。使っていたのかと言えば、後半は持ち出すことは殆どないまま防湿庫に入れっ放しになっていた。今にして思えば、当時このカメラのすごさを半分も分かっていなかったような気がする。

いまになってEOS 5Dで撮影していたRAWデータを現像しなおすと、その雰囲気のある写真としての出来映えにビックリする。1年前に「もうフルサイズは使わない」と、EOS 7Dと入れ替わりに我が家から姿を消したが、もしもこれだけ綺麗な写りのカメラだと分かっていたらもっとたくさん使っていただろうにと思うと、なんだか寂しい気もする。

もしも連写が効くフルサイズをキヤノンが出したらグラッとしてしまうかもしれない(少なくと5~6コマ/秒は欲しい)。そんなことを言っている暇があったら、もっとEOS 7Dを使いこなせよって…そのとおり。


nice!(0)  コメント(3) 

Restart

September

早いもので、今日から9月なんですねぇ。

カラマネが正常に作動するようになって、デジカメ画像が綺麗に処理できるようになりました。

これを機に「再出発」という意味で、テンプレートを変えてみました。


nice!(0)  コメント(0) 

WCSとキャリブレーションの話

WCS


「これで分かった」というつもりでも、実践すると上手くいかないのがVISTA以降のカラーマネージメントシステム。散々な目にあって、とうとう意を決してマイクロソフトが公開している英語の資料「How WCS in Windows Vista works with Drivers and Applications [1.6 MB]」に目を通すことにした。英語だからと敬遠していたが、最初からこの資料をしっかり読んでいれば、これほど長く悩まずに済んでいたかもしれない。

  • Device Model Profile(DMP):拡張子「.cdmp」
  • Color Appearance Model Profile(CAMP):拡張子「.camp」
  • Gamut Map Model Profile(GMMP):拡張子「.gmmp」

WCSで使われるカラープロファイルは(基本的に)この3つしかない。これを知ったうえでシェーマと睨めっこをしてもらいたい。この3つのプロファイルを使用して、計5回の色変換が実行されている。なんとなくWCSの流れが分かれば取りあえずオーケーだ。

そこで今度は実際にコントロールパネル「色の管理」を開いてほしい。
  • 「すべてのプロファイル」タブを見ると、一覧表の中にファイル名という項目ががある。それをザザーッと眺めていくと、拡張子に「.cdmp」とか「.camp」とか「.gmmp」という見慣れないものがある。これとシェーマを見比べると、どのプロファイルがWCSのどこに効いているのか理解できるだろう。
  • 「WCSデバイスプロファイル」というのがDMPなのだから、もしも広色域モニターを利用するのなら「sRGB仮想デバイスモデルプロファイル」ではダメそうだ…と考えてしまうと、私同様どツボに嵌まってしまう。
  • 「WCS表示条件プロファイル」がCAMPだ。そうなると、sRGBのワークフローであってもAdobeRGBのワークフローであっても、ここは「sRGB表示条件のWCSプロファイル」(というか、 D65用のCAMP)を選ぶべきだ。なぜこちらのプロファイルを選ぶのかを説明し始めると終わらないし、これは(WCSではなくて)カラーマネージメントの基本なので知りたい人は自分で調べてほしい。
  • 「WCS色域マッピングプロファイル」がGMMP。各目的に合わせたプロファイルがすでにセットされており、現在のところ代替えのWCSプロファイルも入手できないのでそのままにしておく。
こうしてシェーマと実際の「色の管理」を見比べると、なんとなくWCSの仕組みが分かってこないだろうか?

一言でWCSを言うとすれば、「OSがカラーマネージメントを行う方法」だ。ソフト側がカラーマネージメントを実装していなくても、WCSが自動的にそれを実行してくれる。つまりカラーマネージメントのことなど知らなくても、OSがすべてそれをこなしてくれるという素晴らしい方法というわけだ。だが、残念ながらWCSはまだ世に出たばかりに等しく、過去の大いなる遺産であるWindows XPが利用していたICMからの完全な政権交代はずーっと先になりそうだ。せっかくユーザーフレンドリーなカラーマネージメントシステムができても、今のところWCS対応のデバイスなど聞いたことがないし、対応しているソフトも数えるほどしかないのが現状だ。

これからWCSについて書いていくが、sRGBでワークフローを構築している人は、特別「色の管理」の設定を変更する必要はないし、むしろそんなことをするとカラーマネージメントが破綻するので注意が必要になる(読まないほうが混乱せずに済むかもしれない)。これから先は、「WCSが何をやっているのか?」、「なぜICCプロファイルが重要なのか?」を書いていくが、主たる対象は広色域ディスプレイのユーザーという事になる。

---------------------------------------------------------------

WCSを理解するためには、マイクロソフトの資料にあるシェーマが一番わかりやすい。実際のWCSの流れを追ってみることにする。

  1. デバイスAの色域(Device Color Space)を持つデータが、DMP Aによってデバイスに依存しない標準化された色域(Device Independent Color Space)をもつデータに変換される。
  2. CAMPによって色域変換されて、GMMPが利用できる色域(Color Appearance Space)を持つGBD Aというデータに変換される。(Device Independent Color SpaceのガマットとColor Appearance Spaceのガマットとは非常に近似しているが異なるものになっている)
  3. GMMPが適用されてGBD Bというデータに変換される。(このデータが持つ色域もColor Appearance Spaceだが、「既定のレンダリング目的」として指定されているGMMPが適用されてGBD Bというデータに変換されている)
  4. 再びCAMPによってデバイスに依存しない色域(Device Independent Color Space)を持つデータに変換される。
  5. 最後に再びDMP BによってデバイスBの色域(Device Color Space)に変換されたデータが実行される。

このWCSが行う5回にわたる色域変換を簡略化して次の3ステップだと考えると理解しやすい。

  1. デバイスAの色域データがDMP Aによって標準化された色域データに変換される。
  2. WCS内で一連の処理が加えられる。
  3. 最後にもう一度DMP BによってデバイスBが利用できる色域に変換されて実行される。

たったこれだけの話でしかないのに、どうして訳が分からなくなるのか?

一つの理由は、コントロールパネル「色の管理」で使われている日本語のせいだと思う。WCSに片や「Windows色システム」という日本語を使っていながら、もう一方で「WCS」とだけ表記している。さらに「色域マッピングへのICCレンダリング目的」の意味するところなど分かるはずもない。こうしたことはマイクロソフトの御家芸とでも言うべきものなので、文句を言っても始まらないのだが…。

ユーザーが混乱する原因はそんなオカシナ日本語のせいだけではない。インターネットに溢れる不正確な情報が多すぎるのだ。それを取捨選択し、自分で「理解したつもり」になってしまったのが、今回の私の反省点になる。

--------------------------------------------------------------------

ここで少し話題が変わるが、画像を扱うソフトは何らかのカラーマネージメント機能を持っている。その最たるものはPhotoshopだが、それ以外にも特にRAW現像ソフトと呼ばれるものでこの機能を持っていないものはない(それがなければ現像などできないから当然)。Windows XP まではICMによってカラーマネージメントが行われ、ソフト側はディスプレイに割り当てられたICMプロファイルをもとにカラーマネージメントを実行していた。つまり、WindowsはXPまではOSにカラーマネージメント機能が存在せず、それは総てアプリケーション側に任されていた。一般ユーザーにとってのカラーマネージメントは、ディスプレイとプリンターの色合わせになる。ディスプレイの色をプリンターの色に合わせる時に必要な「色の変換表」がICM プロファイルというわけだ。ところが、ディスプレイは発光媒体だから経年変化で色合いが変わってしまう。したがって数年もすればメーカーが用意した「色の変換表=ICMプロファイル」とのズレが生じてしまう。そこでパワーユーザー達は「ディスプレイキャリブレーション」を行って新たな「色の変換表=ICM プロファイル」を自作するのだ。

さて、ここでICCプロファイルというものが登場してくる。これは言ってみれば画像データが持つ「色型証明書(血液型証明書のようなもの)」だと考えればよい。もともとWindowsはsRGBしか扱わないOSだったから、「色型証明書」などなくても全ての画像データはsRGBという閉じられた世界で混乱も生じず平穏だった。

ところが、鎖国状態のWindowsの色世界にも黒船がやって来た。sRGBよりも広い色域を持つadobeRGBだ。色域が広いという事は、それだけ現実世界に近い色をPCで再現できるとあって、デジタル一眼レフに流用された。「使いたい人はどうぞ」というわけで、adobeRGBでの撮影モードがデジカメに搭載されたのだ。

ここで問題が発生した。いままでWindowsのソフトはsRGBだけを扱っていたのでICCプロファイルなど無視していても良かったが、adobeRGBの登場によって俄然「色型証明書」が重要になってしまった。sRGBの色域データには「sRGBの色型証明書」、adobeRGBの色域データには「adobeRGBの色型証明書」を持たせなくてはいけなくなった。血液型で例えれば、A型の人にB型の血液を輸血するのが大変危険で間違いだという事は分かるだろう。A型の人には「A型証明書」を、B型の人には「B型証明書」を持たせておかなければ大変なことになる。sRGBデータとadobeRGB データも同じように「色型証明書」が大切なのだ。

ところがデジタルカメラのJPEGデータを扱おうとすると問題が発生してくる。デジタルカメラで生成されたJPEGは「ICCカラープロファイルを持っていない」のだ。つまり撮って出しのJPEGは「色型証明書」をもっていない。それでは困るので、多くのソフトは「ICCカラープロファイルのないものはsRGBカラースペースとして扱う」というルールで動いている。つまり、撮って出しのJPEGは撮影時のモードがsRGBだろうとadobeRGBだろうと関係なく、sRGBのデータにされてしまうわけだ。

もともとsRGBモードで撮影したデータならば、ICCプロファイルが埋まっていようがいまいがsRGBとして処理されるから良いのだが、adobeRGBモードで撮影したデータがsRGBとして処理されるのはかなり問題がある。その問題を避けるためは、撮影時のカメラの色域モード設定を覚えておいて、適当なアプリケーションを利用して合致するICCプロファイルを埋め込んでやる必要がある。PhotoshopはこうしたICCプロファイルを持たないデータに出会うと、「このデータにはどのプロファイルを割り当てるんだ?」と訊いてくる。これはPhotoshopが扱う色域が他のアプリケーションよりも桁違いに多いからだろう。こうしてPhotoshopは各データに合った「色型証明書=ICCプロファイル」を埋め込んでいく。

しかしながらデジカメ画像を扱う多くの画ソフトはICCカラープロファイルがない撮って出しのJPEGデータでもおかしな色で表示されてこない。それはそのソフトだけに通用するローカルルールとして、Exifに書かれているカラースペース情報をもとに自動的に色域変換を行っているからだ。デジタルカメラはJPEGに ICCプロファイルを埋め込んではくれないが、Exifには必ず撮影時の色域を書き込むことになっている。汎用のRAW現像ソフトがJPEGまで扱う時、このExifデータを引っ張ってくるという寸法だ。Photoshopと違い、この手のソフトが扱うICCプロファイルは sRGBとadobeRGBの2つしかないので、いちいちユーザーに確認しなくても勝手に判断することができる訳だ。(RAWに関してはそもそも現像時に色域を決める訳だから、撮影時にICCプロファイルの埋め込みは必要ない)

-------------------------------------------

ところがLightroomはこの点において完全に「おバカ」なのだ。Exifのカラースペース情報をもとにした自動色域変換などしてくれないし、さりとて ICCカラープロファイルのないデータについて「どのプロファイルを割り当てるんだ?」と訊いてくるわけでもない。「とにかく、ICCプロファイルがないデータはsRGBと見做すからな!」の一点張りなのだ。つまり「色型証明書を持っていない奴のことなど、イチイチ面倒を見ていられない」というわけだ。

これは実際に使う側からすれば、こうした中途半端なカラーマネージメント機能のことを常に注意して扱う必要がある。Lightroomで面倒なことを何も考えることなくJPEGファイルを問題なく扱おうとすると「デジカメのadobeRGB撮影モードは使わない」ようにするしかない。メジャーバージョンアップを2度も行いながら、この点だけは頑として譲らないというのは、ある意味すごい。「一眼レフを持っている人ならRAWで撮るだろうし、コンパクトデジカメしか持っていない人はそもそもadobeRGBなんて関係ない」という考えなんだろうが、Adobeたるもの本当にそれでよいのかと言いたくなる。

------------------------------------------------------------

さて、ここからは私がどツボに嵌まった「広色域ディスプレイを使うにあたってのカラーマネージメント」の話に変わる。

もともとカメラ屋でもなく、いろをあつかうDTP屋でもない人間が、カラーマネージメントの勉強をしようとすれば、いまの時代はインターネットが手っ取り早い。そこで色々な情報を拾ってくるのだが、中には間違いが書かれているものもあるし、正しいのだが説明が足りずに曲解しかねないものも多い。私はまさにそうした情報の沼にズブズブと沈んでしまっていた。

たぶん、私は今まで大きな曲解をしており、そのためにキャリブレーションやカラーマネージメントが上手くいかなかったのだろうということに気付いた。それは…WCSデバイスプロファイルに何を当てればよいのか、大いなる勘違いをしていたらしいのだ。あまりに多くの情報をいっぺんに見たためなのか、上手く自分の中で処理しきれていなかったらしい。

  • sRGBは8ビット色データだが、ではadobeRGBはいったい何ビットの色データなのか?

これが答えに近付くヒントになった。sRGBが各色8ビットの計24ビット=1670万色だというのはPCを使う人なら大方が知っているに違いない。それじゃあadobeRGBはどうか?こちらもやはり24ビットの1670万色は変わらないのである。多くの情報を取り込む過程で、こんな基本的なことを情報の海に沈めてしまったから、カラーマネージメントのスタート地点ですでにおかしな方向を向くことになってしまった。

たとえば(200,200,200)というデータならば、それをsRGBグラフにプロットするか、adobeRGBグラフにプロットするかの違いがあるだけで、実際には(200,200,200)というデータは変わらないわけだ。

私の間違いは、「adobeRGB>8ビットデータ」だと思い込んでいたことによる。こんなオカシナ考え方をしたがために、WCSデバイスプロファイルに当てるべきプロファイルを間違ってしまった。スタート地点であらぬ方向を向いていたのだから、ゴールもそもそもの目的地とは違ってしまった。

  • adobeRGBデータも8ビット

これが広色域ディスプレイを使うときにブチ当たる壁を突破するカギだ。実際にCG222Wの取扱説明書を見てみる。そこには思った通り、「最大表示色1677万色」という仕様が書かれている。1677万色ということは、取りも直さず24ビットというわけだ。そうするとWCSデバイスプロファイルに当てるべきプロファイルも自ずとわかってくる。

「RAWは8ビットデータじゃないだろう?」という考えを持った人は、それこそネットで調べてみてほしい。たしかにRAWは8ビット以上のデータだとカメラのカタログには書かれていると思うが、そのオーバー8ビットというのは本当に「色」のことだろうか?

 

さて、そこで実際に「色の管理」をどう設定するかという話だが…

OSデフォルトの「sRGB仮想デバイスモデルプロファイル」は、おそらくsRGB色域用のWCSプロファイルであることを意味しているのだろうから、広色域ディスプレイを使う場合にはadobeRGB色域用のWCSプロファイルを使用するのが正解だろう…という風に考えると私と同じドツボ入りだ。

Windows色の管理の「詳細設定」において、デバイスプロファイルになにを当てるのか…このたった一つのことが多くの混乱を巻き起こしているようだ。実際に私が「訳が分からん」と思ったのも、この設定プロファイルだった。ここの設定をへたに弄ってしまうとディスプレイ表示色がおかしくなったり、プリンターとのカラーマッチングが効かなくなってしまう。それが顕著に表れたのがSILKYPIXだったので、メーカーに問い合わせたところ、「現状では『sRGB IEC61966-2.1』プロファイルを当てておいてほしい」という事だった。ここは素直にSILKYPIX開発担当の指示通り「sRGB IEC61966-2.1」を指定しておけば、取りあえず画面表示がオカシイという事はなくなった。

WCSデバイスプロファイル=DMPなのだから、adobeRGB(1998)でも良さそうに思うが、実際にやってみるとSILKYPIXのサムネイル表示画像の彩度が上がってドギツク見えてしまう。サムネイルはsRGBなのに、OSがadobeRGBだからなのか?
このあたりがWCSの理解しがたいところで、おそらく素人には窺い知れない複雑な仕組みが内包されているのだろう。いずれWindows XPを使うユーザーが減り、Windows Vista以降のOS占有率がXP占有率を逆転すれば、きっとこうした「分かりづらいカラーマネージメントシステム」ももっと整理されて行くのだろうと思う。

 

もしも実際に使用している広色域ディスプレイが10ビット表現可能なタイプ(つまり1024×3=約10億色を実際に表示できる)で、グラフィックカードも10ビット出力が可能なタイプで、しかもデジタルカメラが10ビットデータを生成するのであれば、そこで初めてscRGBや10ビット対応プロファイルを当てることになる。そんな素晴らしい環境を整えている人がどれだけいるのか疑問だし、おそらく限りなく100%に近い数で8ビットデータの実表現というディスプレイを使っているだろう。とにかく一般的には「WCSデバイスプロファイル」にscRGB色域のプロファイルを当てるというのは間違いだろう。sRGBプロファイルとadobeRGBプロファイルのどちらを当てるのが良いか…。理屈は考えるほどに頭が混乱して堂々巡りになってしまうが、多くの画像関連ソフトがICMを利用している現状では、少なくともOSデフォルトである「sRGB IEC61966-2.1」のまま変更しないほうが良さそうだ。

(参考事項)

ディスプレイの「最大表示色とLUTの話」がこちらに書かれており、安価なディスプレイと高価なディスプレイとの性能差が理解できる。さらに通常のディスプレイに入力するのはRGB8ビットの信号だということも理解できると思う。ちなみに私が使用しているCG222Wは、「最大表示色は1677万色」だが、「LUT12ビット」になっており、なんと約680億色からの最適化により滑らかで鮮やかな画像を作り出していることになる。「かなり高い買い物」だったが、その効果はあるってことだ。

----------------------------------------------------

いやはや、3年も悩んだことなのに、その全ては私の勘違いから生じていたとは…。しかも、あまりにも簡単なこと過ぎて、そこへ立ち返って考えようとすら思わないようなことだったとはなぁ。なにごとにも「基本が大切なんだよ」というのは変わらぬ原則なのかもしれない。

さて、以前の記事で「SILKYPIXが変だ」とか、「○○がおかしい」と書いていたことは、全く私の不勉強と勘違いが招いた誤解であり、大変申し訳ないことをしたと思っている。この場を借りてお詫びさせていただく…「申し訳ございませんでした」。

さて、広色域ディスプレイを使用するときの注意点だが…

  • 自分が使用しているディスプレイの表示域が何ビットに相当するのか知っておくこと。
  • 色の管理の「詳細設定・デバイスプロファイル」は、現時点では「sRGB IEC61966-2.1」を指定しておくこと。 (広色域なのにsRGBというのが違和感あるが、こうしておかないとICMが上手くいかない)

わずかにこの2つの項目だけということになる。


nice!(0)  コメント(0) 

やっぱり行き着いたのは・・・Lightroom

Afternoon

カラマネ問題が決着して、デジタルフォトのワークフローを考えなおす必要が出てきた。これまで各ソフトに与えていた評価がまったく当てにならないものだったのだから仕方がない…。

色々と遊べる機能があるという点ではLightroomが最有力候補という感じ。あれほど嫌っていたアドビなのに…本当は良いソフトだったんだなぁ。


nice!(0)  コメント(1) 

デジタルカメラとGPSの関係

どこで撮った写真だっけ?

これまでにも書いたことがあったかもしれないが、デジカメで写真を撮るようになって色々と面白いことができるようになった。そのひとつが「ジオタグ」だ。旅行の時などにGPSユニットを持ち歩いておいて、帰宅後に撮影した画像にその位置データを埋め込んでやる。すると、特定のソフトで撮影場所を地図で見ることができるのだ。これは実際にやってみると結構面白い。

最近は各メーカがGPSユニットを搭載したデジタルカメラを登場させているが、その性能があまり良くないらしい。やはり単体のGPSユニットの方が性能的には満足できる可能性が高いが、大掛かりになってしまっては写真を撮るのが目的なのか、GPSデータを録るのが目的なのか判らなくなってしまう。以前よりも小型で高性能なGPSユニットがたくさんあるようだから、自分の目的になったものを選べばよい。(ただしログのデータ形式によってはあとで非常に苦労することになるため、実際にどの形式の記録なのかは確認しておく必要がある)

いままであまり使わずにいたので判らなかったが、Lightroomでgoogleマップと連携して撮影場所を示すという機能がある。このことはこちらの記事で紹介されていた。ただし、この遊びをするためには必要なものを揃える必要がある。私が使っているのは…

  • ソニー GPS-CS3K:ポケットサイズのGPSユニット 。性能的にはかなり良いと思う。エネループを使うと朝から夜までは記録し続けられる。
  • ソニー アプリケーションソフトGPS Image Tracker:上記に付いてくるGPSデータログ読み取りとJPEGへの書き込みを行うソフト。現在はPocture Motion Browserと同時にインストールされるようになっている。
  • アプリケーションソフト GeoSetter:手動で位置情報の修正や埋め込みが可能なフリーソフト。

GeoStterに関してはこちらに紹介記事があるが、現在はインストール時に日本語が選べるようになっているので、使用するにあたっての難しさはあまりないだろう。まだ試していないが、ソニーのGPSログデータ形式にも対応しているらしいので、もしかすると「GPS Image Tracker」すら必要ないのかもしれない。

以前はこの遊びのためには、ソニー製の「Picture Motion Browser」と「GPS Image Tracker」が必須のソフトだった。ところが「Picture Motion Browser」がカラーマネージメント機能を持っていないために(広色域ディスプレイでの)画像の色合いがおかしくなってしまうという欠点があった。このソフトだけではないが、曲がりなりにもデジタルカメラの添付ソフトというのなら、カラーマネージメント機能を持っていないという時点でメーカーの姿勢に疑問を感じるところだ。

Lightroomでも同じことができるとは、まったくもって知らなかった…また少しアドビが好きになったかもしれない。

さて、能書きはともかく、「いちいち撮影場所をキーワードとして登録していくのは面倒くさい」と感じている向きには、GPSデータによる地図表示ができるだけでかなり手間が省けることになる。屋内や衛星補足の難しい山の中はデータが途切れてしまうが、それを補完するためにもGeoStterは利用できるし、直感的に地図を見ながら作業できるので安心だ。

ただし、オリジナルのJPEGに直接ジオタグを埋め込むのはさすがに憚られる。もしもこの作業でトラブって破損したらデータごとゴミと化してしまうからだ。私は別途用意したHDDにデータをコピーし、そちらにジオタグを埋め込んで利用している。その分だけLightroomのカタログが大きくなってしまうが、バージョン3からは大量画像管理における不具合はそれなりに改善されたようなので大丈夫だろう。

カラーマネージメント上の融通の利かなさから縁遠くなっていたLightroomだが、実際に本格的に使い始めるとこうした「便利な遊べる機能」がまだありそうな気がする。


nice!(0)  コメント(0) 

秋の予感

blowing

思うところがあって、また色々とRAW現像ソフトを試していたのだが…その作業中に閃いたことがあり、それをもとに考え直したら、私のWCSとカラーマネージメントに対する考え方は間違っていたことが分かった。間違いの原因が下らないことならば、その解消法も極めて簡単。ようやくWindows 7でカラーマネージメントを使いこなせるようになった。長かったなぁ…。ホントにインターネットは便利な反面、間違った情報もあるという事を如実に思い知らされた。

話は変わって…久々の台風列島横断で大変なようですが、北海道も秋風が吹き始めています。数年前は猛暑の後に来た冬はドカ雪で死者まで出たような記憶がありますが、今年の冬は…暑いのも嫌だけど、胸まで埋まるような大雪はもっと嫌だなぁ。


nice!(0)  コメント(0) 

SILKYPIXってイイねぇ

ホノルルの朝

先日来のWCS騒動(?)のお蔭で、個人的には随分とカラーマネージメントに付いて学んだことが多い。たぶんWCSについての知識としては大枠では及第点レベルに達しているだろうと思う。

そんななかで、どうしてもSILKYPIXの動作について理解できないことがあり、メーカーに問い合わせのメールを出していた。メーカーからの回答を貰う前に、自力で問題解決したので、その旨のメールを慌てて送らせていただいた。

メーカーから本日メールが送られてきた。どうやらWCSが絡んできて、ソフト側のカラーマネージメントも難しい問題を抱えているらしい。そのなかに、ユーザーが混乱するようなカラマネ設定は改善の余地があると考えるという趣旨の一文があった。他のメーカに問い合わせたことがないので、この対応の良し悪しは分からない。もしかするとどのメーカーも同じような文書を送ってくれるのかもしれない。

でも実際に「そちら(ユーザー)に非がある」ではなく、「当社の製品に難がある」と言ってもらえたことは、ユーザーとしてなんと心地良いことだろう。いや、実際は製品に難があるのではなく、私がWCSの設定を曲解していたというのが事実なのだ。当然メーカーの開発担当だって、そんなことは初めから分かっているはずだ。ところが返ってきた文面が先のものだった。なんでもかんでもマニュアル化して、ケーススタディのようにありきたりのことしか答えないメーカーサービスが多いという話を聞く中、どちらがユーザーをして好印象となるかは言わずもがなだろう。

いやぁ、本当にSILKYPIXの開発担当の人には迷惑だったろうと思うのだが、実際に「おかしいんじゃない?」というメールを送った当の本人はメーカーの対応に感心しているという図柄は奇妙だ。

結局私はこういう対応をしてくれたSILKYPIX開発担当がたいそう気に入ってしまい、今後もSILKYPIXを使い続けていく決心をした。ジオタグによるお遊びだけはSILKYPIXで出来ないので、その部分だけは他のソフトを使うしかないけれど…。


nice!(0)  コメント(4) 

WCSが抱える大きな問題

雄姿

もうそろそろ自分でもWindows 7のカラーマネージメントにも辟易としてきた。Macユーザーのままだったらなぁ…などとはまったく思わないが(MacはMacで問題がないわけでもなかった)、Windowsの「マイクロソフト仕様」にかなり振り回されているのも事実だ。

SILKYPIXの開発販売元である市川ソフトラボラトリーから「WCSデバイス設定はsRGBで」と指示されたこともあり、現在はその指示通りの運用にしている。指示通りにはしてはいるが、それで納得したかと言えば…ぜんぜん納得していなかったりするわけだ。実際に目の前のPCで良からぬことが起きるのだから、納得しようったって無理な話。

WCSのこと、広色域ディスプレイのこと、アプリケーションソフトのこと…Windowsのカラーマネージメントを考える時には個別の問題以外に、それらが連動したときにどういうことが起きるのかまで考えなくてはならず、たいした知識のない素人が扱うには荷が重すぎるというのが実感。ところが「乗りかかった船から降りる」ほどイライラが募ることもないので、なんとかならないかとやや意固地になってさらに整理してみることにした。

実際にWCS非対応のSILKYPIXと、WCS対応のWindows Live フォトギャラリーとで、WCSデバイスプロファイルを変更するとどういう状態になるのか、一覧表にまとめてみた。作業環境は、OSがWindows 7、ディスプレイがCG222W、ColorNavigatorでハードキャリブレーションで作成したカスタムプロファイルをICMプロファイルで利用という状態だ。

 

SILKYPIX:WCSデバイスプロファイル=sRGB

元JPEG画像 埋め込みプロファイル サムネイル表示 実表示
sRGB なし sRGB sRGB
sRGB sRGB sRGB sRGB
sRGB adobeRGB sRGB sRGB
adobeRGB なし sRGB sRGB
adobeRGB sRGB adobeRGB adobeRGB
adobeRGB adobeRGB adobeRGB adobeRGB
 
SILKYPIX:WCSデバイスプロファイル=adobeRGB
元JPEG画像 埋め込みプロファイル サムネイル表示 実表示
sRGB なし 高彩度 高彩度
sRGB sRGB 高彩度 高彩度
sRGB adobeRGB sRGB sRGB
adobeRGB なし adobeRGB sRGB
adobeRGB sRGB 高彩度 高彩度
adobeRGB adobeRGB 高彩度 adobeRGB
 
Windows Live フォトギャラリー:WCSデバイスプロファイル=sRGB
元JPEG画像 埋め込みプロファイル サムネイル表示 実表示
sRGB なし sRGB sRGB
sRGB sRGB sRGB sRGB
sRGB adobeRGB sRGB sRGB
adobeRGB なし adobeRGB sRGB
adobeRGB sRGB 高彩度 adobeRGB
adobeRGB adobeRGB 高彩度 adobeRGB
 
Windows Live フォトギャラリー:WCSデバイスプロファイル=adobeRGB
元JPEG画像 埋め込みプロファイル サムネイル表示 実表示
sRGB なし 高彩度 sRGB
sRGB sRGB 高彩度 sRGB
sRGB adobeRGB 高彩度 sRGB
adobeRGB なし adobeRGB sRGB
adobeRGB sRGB 高彩度 adobeRGB
adobeRGB adobeRGB 高彩度 adobeRGB

 

JPEGファイルにおける埋め込みカラープロファイルとサムネイル表示、実表示の関係を一覧表にしてみた(見た目の印象なので、高彩度と記したところはやや違うセルがあるかもしれないが…少なくとも普通の色には見えない)。サムネイル表示はこの際目をつぶるとしても、実表示がおかしくなるのは非常にマズい。つまりSILKYPIXを使うにあたって、WCSデバイスプロファイルにadobeRGB色域のものを指定するのはマズいということになる。色文字のセル数が多い組み合わせは避けなければ、カラーマネージメントとしての価値はどんどん下がっていることになる。

表中、「元JPEG画像」というのはデジカメの撮影モード、「埋め込みプロファイル」というのは現像時に埋め込んだプロファイルという意味。「埋め込みプロファイルなし」は撮って出しのJPEGをただ読み込んだだけの状態。また、sRGB画像にadobeRGBカラープロファイルを埋めているが、実際はこんな現像のやりかたはあり得ない。実験としてやってみたというだけ。

 

この表を見ると、WCSが導入されても結局はICMでのカラーマネージメントになっている。現時点ではWCSの存在価値は余りないというのが実情だ。

さて、ここでちょっと問題が発生している。元JPEG画像がadobeRGBで、埋め込みカラープロファイルがないというケースだ。これは実際には「デジタルカメラのadobeRGBモードで撮影したものを、そのままソフトに読みんこんで表示した状態」になっている。SILKYPIXもWindows Live フォトギャラリーも結果はsRGBで表示されてしまっている(赤字の部分)…ウ~ム。

SILKYPIXはカラープロファイルが埋め込まれていないJPEGであっても、Exifからカラースペースを読み込んで本来の色域で表示してくるものだと思っていた。しかし結果は表のとおり…。この動作結果ならLightroom 3と何も変わらないことになる。Capture One 5でも試してみたが、やはりカラープロファイルが埋め込まれていないJPEGファイルはsRGBとして扱われている。RAWならば現像時に色域を決定するわけだから、別にどういう色で表示されようとかまわないが、JPEGはちょっとマズい。

Exifのカラースペースを利用しながらもこういう結果になるということは、ICMの上に乗っ掛かったWCSがディスプレイの表示の結果を左右しているからだろう。

おそらくこれがインプレスで本田 雅一氏が書かれていたことに由来するものだと思われる。(重要なことなので引用させてもらうことに…)

WCSはICCプロファイルやWCSのプロファイルは参照してカラーマッチングを行なうが、Exifの色空間情報は正しく読んでくれない。 sRGBは認識しているようだが、これをAdobe RGBにしても反応しないのである。これではせっかくカラーマッチングをかけていると言っても、デジタルカメラユーザーにはおいしくない。Adobe RGBモードで撮影しても、(ごく一部のプロ機を除き)生成されるJPEGファイルにはカラープロファイルが埋め込まれないからだ。 おそらくほとんどのユーザーは、Adobe RGBモードで撮影していない(その機能の存在すら知らない)事が多いとは思うが、だからこそ、自動的にExifフラグを判断すべきではないだろうか。ぜひともアップデートで対応してほしい。」ということだろう。

 

このことは表の結果と見事に合致する。SILKYPIXのみならず、WCSに対応しているWindows Liveフォトギャラリーですら、カラープロファイルが埋まっていなければ問答無用でsRGB扱いしてしまっていることからも、本田氏の指摘が的を射ているのは間違いない。WCSがExifのカラースペースを読み込んで利用してくれないことには、adobeRGBモードで撮影しているデジカメユーザーにはおいしくないどころか、「いい加減にしろよっ!」と悪態をつきたくなる事態ということになる。まったくマイクロソフトのWCS開発担当者たちはデジカメがカラープロファイルを埋め込まないという事実を知っていたのかと言いたくなる。

悪態をついても問題は解決しない。これを解消してデジタルフォトを楽しむための道は2つしかない。

  • 一眼レフでadobeRGBモードでの撮影を諦め、sRGBモードの撮影に限定する。
  • 「そういう中途半端な仕様なのだ」と妥協したうえで、一眼レフのadobeRGBモード撮影を続ける。

adobeRGBでの撮影を諦めると広色域ディスプレイの旨味がなくなりそうだが、12ビットLUTの恩恵は受けられるから、それで納得できれば広色域ディスプレイは無駄ではなかったという事にはなる。

WCSが実際に世に出る前、キヤノンのキュアノスという技術を利用した新しいカラーマネージメントシステムだということで大いに期待した(当時デジカメシェアでトップを独走中のキヤノンが関わるのだし、何と言っても映像を扱う企業だし…と)。しかし、実際に登場したときには「中途半端」…いささかガッカリさせられた。しかもWCSが登場して3年以上が過ぎて、なおこの中途半端状態を継続中というのだから、マイクロソフトは本気でMacのColorSyncを追い抜く気があるのだろうか? 2011年にはWindows 7のSP1が出されるだろうが、パブリックベータ関係の記事を読むとWCSの仕様に関しては書かれていないようだ。Windowsユーザーが本当の意味でデジタルフォトを楽しめるようになる日は来ないのかもしれない。

 

これだけWCS絡みで色々とやっていたおかげで、思わぬ副産物が見つかった。SILKYPIXのパラメータを弄っていくと、面白いことが起きるのだ。カラープロファイルのない画像の現像に「記憶色1」を指定してやると、本来のadobeRGBの色とほぼ同じになるのだ。私のPC環境に限れば、adobeRGBモードで撮影したJPEG画像を、「調子を硬調」に設定して、「カラーを記憶色1」に設定すると、本来のadobeRGB画像とサムネイル表示も実表示も見た目が変わらなくなる。これならばadobeRGBモードでの撮影も、たとえ擬似的ではあってもワークフロー上は正常に運用されているのと同じことになる(SILKYPIXを使ってsRGB→adobeRGBの色域変換していると考えれば許容範囲だろう)。

Lightroom 3とCapture One 5でも試してみたが、SILKYPIXのようにワンタッチでadobeRGBの色を再現することは出来なかった。Windows 7で広色域ディスプレイを使い、なおかつワークフローにおかしな状況を生まないようにするためには、SILKYPIXを使う以外には逃げ道がないかもしれない。

 

…が、年を取るにつれて大きく重たい一眼レフよりも高性能コンパクトデジカメを手にすることが多くなってきている。そうした高性能コンデジはRAWも記録できるようになっているが、JPEGはやはりsRGBしか扱えない。そもそもJPEGのadobeRGB色域再現のためにこれほど熱くなったのも、コンパクトでRAWという大仰さが意にそぐわない気がしたからだ。それならば、これほど面倒なWCSでadobeRGBを追い続けるより、sRGBのワークフローに戻してしまった方がハッピーだという気持ちの方が大きくなってきている。adobeRGBでおかしな発色なってしまうケースがある現在のWCS環境においては、「色」という点に関してはむしろsRGBのほうがいろいろと有利だという考え方だってできる

将来WCSがかしこくなった時のことを考えるなら、「これは!」と思うものだけRAWでも記録しておけばよいかも…RAWならば色域のことで悩む必要もないわけだし、将来的にWCSでsRGBの扱いがおかしくなるってことは考えられないし…。そもそもRAWにしたって、現在は多くのRAW現像ソフトがJPEGも非破壊的加工ができるようになっている。たしかにホワイトバランスや露出補正の問題は残るが、それも最近のカメラは優秀になっているし、自分が撮影時に気を付けるようにすれば済むことではある。こうして考えていると、WindowsのsRGB帝国が、その最大の功労者であるマイクロソフトをもってしても突き崩すのが困難なくらい強力無比なものに育ってしまったという事なのかもしれない。

さすがにWCSとのリターンマッチもここまで続くと嫌気がさしてきた…今日から試験的にsRGBのワークフローにしてみようと思う。CG222Wがもったいない気もするが…。adobeRGBが不要だったら、もっと安いIPSディスプレイのほうが良かったじゃん…という欝なことを考えたこともあるが、12ビットLUTということとハードキャリブレーション対応という2点で残念な思いと相殺かもしれない…(-_-;)


nice!(0)  コメント(4) 

秋の学校

アクアの学校

いつもの散歩コースにある大きな一本の木。「七夕の木・川の学校」という立て看板から、なにかの記念植樹だったことが判る。その学校という響きから、いつの頃からか私たち夫婦はこの木を「アクアの学校」と呼ぶようになった。

「今日も出席のハンコ押してもらおうね」と、その木のたもとで一息つくのが決まりになってしまった。たくさんのワンコのマーキング場所になっているらしく、ここへ行くとアクアも鼻をクンクンさせながらしばらく動こうとしない。まさに「アクアの学校」なんだなぁ。

今日の学校は、青々と茂っていたいたはずが、いつの間にか落ち葉の絨毯が広がっていた。北海道はもう秋です。


nice!(0)  コメント(1) 

ACDSee Pro 3が・・・スゴッ!

新たなステージへ

どれも帯に短しだなぁ…と感じていたRAW現像ソフト。SILKYPIXとLightroomの2本立てが現実的だと思い始めていた。両方の良いところ取りをすれば、まぁ満足できるかなぁというところ。

ところが、ここに思わぬ伏兵が返り咲いてきた。

続きを読む


nice!(0)  コメント(1) 

毎日お散歩

この笑顔!

クルマでいつもの道を行くと、公園が近付くにつれてソワソワし始めるアクア。

この顔を見ると、散歩に行かないわけにはいかなくなるよね。


nice!(1)  コメント(0) 

SILKYPIXが改良される!

水辺にて

雨が降ると恨めしそうにベランダから外を眺めるアクア。

小さなころから「水」が大嫌いで、猛暑でも水浴びもしたがらない。

そんなアクアも、散歩道にある小川は慣れてしまったらしい。

置き石の上をピョンピョンと器用に向こう岸まで渡れるようになった。

スゴイ成長!

(表題のSILKYPIXの件は「続きを読む」でどうぞ)

続きを読む


nice!(0)  コメント(8) 

元気になれるCM

LISMO Fes!

最近とっても気に入ってるCMがこれ!

この音楽を聴くとなんとなく楽しい気持ちになれるし、自分にもこういう時期があったなぁって懐かしくなる。

学生時代に半年だけ気の合う仲間と曲を作ってライブハウスでキーボード弾いてたっけなぁ。

WEAVERっていうピアノロックグループ?

初めて聴いたのでyoutubeで…でもボクはこの一曲だけでいいな。


nice!(0)  コメント(0) 

夏の終わり

夏の思い出

冷夏と雨ばかりだった去年と打って変わって、今年は猛暑にやられたアクア。どちらも散歩にはあまり適さない天候だった。来年こそは過ごしやすい夏になってほしいねぇ。

せっかく今年初めて取ることができた三連休…アクアとドライブを楽しみにしていたけれど、天気予報は雨ばかり。休みには本当に恵まれない。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0) 

これは便利!

嫁さんのカメラ

「朱に交われば紅くなる」のか、余りデジタルカメラに興味のなかった嫁さんも、いつの間にかレンズ交換式デジタルカメラを普通に使いこなすようになった。

旅行に行くと、数年前にはコンパクトデジカメでも「写真を撮る」のに緊張することが多かったが、最近は老若男女をとわず一眼レフを普通に持ち歩いて記念撮影しているのを見ると隔世の感がある。私自身は「デカイ・オモタイ」は旅の邪魔だと思っているから、旅行ではもっぱらコンパクトデジカメ派なんだけれど…。

---------------------------------------------------

ちょっと…というか、(個人的には)かなり役立つソフトを見つけてしまった。「JPEGTool」という小さなフリーソフト。

ACDSee Pro 3をメインソフトとして使うようになったのだが、ちょっと困った状況になることがある。もともとsRGBで撮影したJPEG画像を加工して保存しようとする際に、ソフトの作業領域をadobeRGBにしているとsRGBのICCカラープロファイルを埋め込めない(DPPも同じ仕様になっていて、必ずadobeRGBプロファイルを埋められてしまう)。スタンドアローンで使うのなら問題はないが、ブログに利用しようとするとプロファイルを埋めておかないと不都合が多い(私はやらないが、壁紙にしようという時にもプロファイルがないと不都合が生じる)。

このソフト、画像を加工することなく「ICCカラープロファイルだけを変更してくれる」という優れもの。もちろんプロファイルのない画像に新たに埋め込むことも可能になっている。以前からこういうソフトを探していたのだが、そんなことを考える人が少ないのか、見つけることが出来ずにいた。別の案件を調べていて偶然見つけた時は、「我が意を得たり」と小躍りしてしまった。このソフトは手放せそうもない…こういうプログラムを書ける人ってスゴイなぁ。


nice!(0)  コメント(0) 

へぇー、そういうことなんだ(XPSプリンタードライバー)

秋へ

WCSデバイスプロファイルマイクロソフトが用意したscRGB仮想デバイスモデルプロファイル。もう一方のsRGB仮想デバイスモデルプロファイルが8bpc用であるのに対し、scRGBは32bpcへの対応となっている。32bpcなんて一般ユーザーには意味ないだろうと思っていましたが…そうでもないかもしれない。

どう頑張っても現状ではディスプレイが8bpcまでの対応なのだから(コンシューマー向けは頑張って10bpc)、32bpcなど意味がなさそうに思える。JPEGが8bpcだからディスプレイも8bpc出せればオーケーという訳だし、実際にそれでなんら不都合が起きなかったのがWindowsの世界だった。

今朝になって、「そういえばキヤノンのXPSプリンタードライバーっての、インストールしただけで意味がなかったなぁ」と頭をよぎった。気になってもう一度ダウンロードサイトの説明を読んでみたら…『16bpc印刷をサポートし、従来の8bpcよりなだらかなグラデーションで印刷できる』とある。以前XPSドライバーでヒドイ目にあったのは、どうやら8bpc環境に無理やり16bpcを入れ込もうとしたためかも知れない気がしてきた。

そこでWCSデバイスプロファイルにscRGB仮想デバイスモデルプロファイルを指定して、ACDSee Pro 3からXPSプリンタードライバーを指定して印刷してみた。ややデータ転送に時間が掛かるが、特に問題なく印刷されてきた。「ほぉ、なるほどXPSドライバーというのはこういう風に使うものか」とプチ感動。WCSにおけるマイクロソフトとキヤノンの共同がようやく実際に「なるほど」と実感できた瞬間。RAWが16bpcの記録になっているから、おそらくこのワークフローは意味があるんだと思う。しかし、実用上のメリットがあるかどうかは微妙かも知れない…だってディスプレイが8bpcしか表現できていないのだから。

実際にXPSドライバーで印刷した結果は、ディスプレイの表示よりもやや明るい印象になる。もっと検証すれば分かることも増えそうだが、そのぶん用紙代とインク代が嵩んでいくので…やめた。(Lightroomからの印刷も、通常のプリンタードライバーよりもXPSドライバーの方が綺麗に印刷できることは確認した)

私の環境での覚書として…

  • WCSデバイスドライバー→scRGB仮想デバイスモデルプロファイル
  • プリンタードライバー→XPSドライバーで「暗め」を指定しておく

nice!(1)  コメント(2) 

堤防を行く

堤防を行く

ようやく連休最後の日に天気が良くなったので、隣町までドライブに。

海辺の公園は波の音と潮風と、心地良い日差しに溢れていました。

アクアもビビりの癖に堤防の上をチョコチョコと歩いたりして楽しそうでした。


nice!(1)  コメント(1) 

Capture One チュートリアルムービー

少しだけ冒険

どんなものでも分厚いマニュアルを読むのは億劫だし、幸いにしてマニュアルなど読まなくてもある程度使えるものが多い。ところが同じものを使っていても、マニュアルを読んだ人とそうでない人では、使いこなしという面では相当な優劣が発生するということも経験上よくあることだ。ハードならば使えないとどうしようもないので、全てではないにしても必要な個所だけには目を通す事が多いが、ソフトなんて余程のことがない限りマニュアルレスで「なんとなる」と考えがち。私もそういう人種だったし、実際にそれで困ったこともなかった。

自分でもどうしてなのか動機が分からないが、Capture One 5のマニュアルに一通り目を通した。だが海外製品にありがちな「痒いところに手が届く」ような親切さは欠片もなくて、必要最低限の解説に留まっている気がする(それでも目を通したことで便利機能を知らないで使っていたことには驚いたけど…)。そこで今度はPhase Oneのサイトでチュートリアルムービーを見てみることに…こっちの方が余程実践的。英語だからヒアリングが苦手な人にはかなり辛いかもしれないが、見ているだけでも「あぁ、そういう風に操作するのか」と気付くことも多いだろう。

そうしてチュートリアルムービーを見た後でCapture One 5を使ってみると、やはり「慣れている人に教えてもらうってのは上達の近道」だと実感した。一連のムービー全てを見るとかなりの時間になるから、取りあえず自分に必要そうなところだけ…。字面で読むよりも遥かに分かりやすい。これ、日本語版があったら良いのになぁ。


nice!(2)  コメント(2) 

Capture One 5 Pro

ハッピー・バースデイ!

急速に気温が下がり、すっかり秋になってしまった道東は、この時期になると秋よりもむしろ冬を意識させるようになってしまう。台風災害の映像を見るにつけ、水害よりは雪害のほうがマシだなとは思うものの、「台風一過」のようなことが起きずに半年も雪を見ながら過ごす日々ってのも辛いよなぁとも思う。

10月は夫婦そろって誕生月。今年は欲しいものもないのでプレゼントはスルーだなと思っていたが、改めて「欲しいものがあれば買えば?」と言われたので…高くて買えないと思っていたソフトを買わせてもらった(円高バンザイ!)。半月ほど早い自分へのバースデイプレゼント。

capture_one

もともとノーマル版を使っていたCapture One 5を、プロ版へアップグレード。国内代理店経由は明らかにボッタクリなので、折からの円高もあってユーロ仕立てで直接メーカーサイトへ申し込んだ。一度プロ版にしてしまえば、新バージョンへのアップグレードは比較的安価で済むようだ。

たくさん使ってきた中ではいちばんのお気に入りだったCapture One 5。やはり上位版は痒いところに手が届く機能満載。とうとう手に入れた本命ソフト…嬉しすぎるバースデイプレゼントになった。


nice!(3)  コメント(5) 

林の中から現れたもの

SL雨宮号

9月最後の週末。めずらしく非番のため、アクアを連れて丸瀬布までドライブ。

急に寒くなったからか、SLの走る公園は人もまばら。

ちょうど林の中から蒸気と汽笛の音を響かせてSLがやって来た。

SL雨宮号

子供のころにはそう珍しくもなかった風景だったはずだが、
いまはこうして「その気にならなければ見ることができない風景」になってしまった。

公園の中を周回する小さなSLなのだが、
カメラを手にあっちこっちと追いかけている人を見つけた。

鉄橋を渡る雨宮号

写真で切り取ると、それなりに素敵な風景に見えるが、
実際には観光名物にもなり得ぬような華奢なSL。

でも、こうした風景を写真として残せることが、
もうすでに貴重な経験なのかも知れない。


nice!(2)  コメント(3) 

山の秋

山道を行く

朝降っていた雨が止んだので、みんなで隣町の小高い山に行ってみた。

 

秋の風物詩

北海道ではあまり見かけない栗の木が1本。

落ちた毬栗を拾おうとしたとき…チクッとささやかな抵抗にあった。

 

向こうにオホーツク

10分も掛からずに登れてしまう山…それでも見下ろす風景はなかなか。

向こうに見えるのがオホーツク海で、少し右を向くと知床連山も見ることができる。

 

初めての公園はワクワクしちゃう

アクアにとっては始めて来る場所。しかも(短いとはいえ)山道は初体験。

途中でギブアップするんじゃないかと思ったが、
あちこち秋の香りを探しながら、十分楽しめたようだ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

でも一番楽しんだのは…この人かもしれない…

楽しそうなママ


nice!(2)  コメント(2) 

慌ただしく流れる時間の中で

アクアに似てる?

たぶん、私と同業者は「早食い」の人が多いに違いない。違う職種の人たちが食事に掛ける時間がどのくらいか判らないが、旅行の時などに他のテーブルを眺めていると私よりは遥かにノンビリと食事をしている気がする。今でも食事の時間は短いと思うが、若い頃には夕食ですら10分も掛からなかったに違いない。職場からの呼び出しはこちらの都合などお構いなしにやって来て、とにかく何をおいても駆け付けなければいけないというのだから、食事はおろか風呂にも満足に入れないという生活をしていた。実際に「さあ食べよう」という瞬間に呼び出されてそのままという経験も数えきれない。 まだ携帯電話などなかった頃には、電話線を異常に長くして風呂場の前まで電話を持ってきて烏の行水のようにシャワーを浴びていた。

いまは以前よりマシになったとは言え、やはりのんびりと夕食を楽しんだり、疲れをとるためにゆっくり風呂に入るという生活とは縁遠い。何年間もそういう生活を続けているのあいだに、すっかり体に染みついてしまったらしい。 この10年以上も持ち続けている夢は、せめて年を取っって定年を迎えたらノンビリと食事をとったり、ゆっくりと風呂に入ったり、時間に追われず本を読んだり、ゆっくりと寝られる日々を過ごしたいということ(まだずーっと先の話だが…)。いつ何時鳴るかわからない携帯電話を、トイレにも風呂場にも持ち込まなければいけないという生活は精神的に疲れてしまう。その日が来るまで元気でいられるだろうかと、年を重ねるごとに不安になってくる。

最近はこの職業を志す人が少なくなっているらしい。就職して1年も持たずに心を病んで辞めていく人も多いとも聞く。人から感謝されることを前提に仕事をしているわけではないが、自分の持てる時間を可能な限り削った挙句にクレームばかり…果ては裁判沙汰まで当たり前という御時世では、成り手が減少するのも当然かもしれない。私だって、もしも今の時代に職業を選ぶとすれば今の職業は選ばないだろうと思う。

 

妻と付き合いだしたころ、一緒に外食に出掛けた時だけは努めてゆっくりと食事をとるようにしていた。自分のペースで食べてしまうと、あっという間に自分だけが「ごちそうさま」になってしまう。それでは一緒に食事に来たのにあまりに礼を失していることになる。この写真を撮った時も、あやうく自分だけが早々に食べ終わりそうだったに違いない。そこでサラダで絵を描いて時間つぶしをしていたのだろう。これを見て彼女が笑みを浮かべていたのを思い出す…「そんなことをする人を初めて見た」と。アクアと出会う何年も前の出来事だけど、今こうして見るとどことなくアクアに似ているような気もするのが不思議。

「外が暗くなる時間になると、アクアは毎日玄関のところでパパが帰ってくるのを待っている」と妻によく聞かされる。慌ただしい日々の中で、帰宅を心待ちにしてくれているアクアの存在はとっても大きな安らぎを感じさせてくれる。「また明日も頑張ろう」…アクアがその思いを何倍にも大きくしてくれている気がする。


nice!(2)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。